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Enterococcus Faecalis 2001

抗腫瘍効果・免疫増強効果・抗糖尿作用・腸内フローラ改善効果

【高機能乳酸菌】 EF-2001菌

■良質な乳酸球菌「EF-2001」

特許取得のEF-2001株は、数ある乳酸菌の中でも最も免疫活性能の高い乳酸菌です。また、白血球の栄養源「BRM」が豊富に含まれています。

腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やす整腸作用や抗菌作用などだけでなく、腸管免疫を刺激し免疫を正しくそして強く働かせてくれる免疫増強作用がダントツで高い乳酸菌です。乳酸菌の中でも最もBRM効果が期待できます。

これらの事からも、EF-2001株はとても良質な乳酸菌といえます。

 

健康の為に良質な乳酸菌を毎日たくさん摂ることは、私たちの身体にとってとても良いことです。


 

■免疫乳酸菌「EF-2001」

現代では、「乳酸菌は生きたまま腸まで届く方が良い」と定説になっていますが、近年では免疫乳酸菌も大変注目されています。


免疫乳酸菌とは、加熱処理をした乳酸菌のことを呼び、生菌と比べ次のような効果が分かっています。

  • 加熱処理をしても整腸作用の効果は変わらない。

  • 免疫作用が高まる

  • 少量で大量の乳酸球菌(EF-2001株)を摂取できる。

  • 保存性に優れ、品質も安定している。

  • 酸味もなく大変飲みやすい。

一方では、生菌ならではの次のような問題点もあります。

  • 胃酸で分解され腸まで届きにくい。

  • 腸内まで届いても、もともとの腸内細菌によって排出されてしまう。

  • 免疫乳酸菌と比べると大量の乳酸菌の摂取が困難。


 

■白血球の栄養源「BRM」

 

人に備わっている病気を治し、健康を維持する力「免疫力」が白血球であることは多くの方がご存知だと思います。
しかし、白血球の栄養源と言われるBRM(Biological Response Modifier=免疫賦活物質)についてはご存知ない方が多いのではないでしょうか。


それは、これまで全身に分布している白血球の栄養源につてはほとんど研究がなかった為です。
最近の研究ではBRMは次のような食品に含まれていることが分かっています。

  • <淡色野菜>大根、ナス、きゅうり等

  • <海藻>アオマフノリ、アカスギノリ、ヒジキ等

  • <果物>バナナ、スイカ、パイナップル等

  • <乳酸球菌>乳酸菌(乳酸球菌)中でもEF-2001株 


これらの食品はビタミンなどを多く含まず、これまでの栄養知識からは、毎日食べる必要を感じていない食材ばかりだと思います。

 

しかし、こうした食品にこそ、白血球の栄養源であるBRMが多く含まれていたのです。 中でも乳酸菌EF-2001はBRMを豊富に含んでおり、これを摂ることで、効果的かつ安全に「白血球の栄養」を摂ることができます。 

 

六大栄養素をバランスよく摂ることは大切です。これに加え、BRM食品を毎日タイミングよく摂ることで、免疫バランスを考慮した活性のある白血球を維持してくれます。


 

■免疫力の主役「白血球」

私たちが日々生活している現代では、病原菌・ウィルス・環境汚染・農薬汚染・食品添加物・ストレス・栄養の片寄った食事など健康にマイナスになる要因が存在しています。これらの要因から健康を守るため私たちの体内には、生体防御システム(免疫力)が備わっており、このシステムの主役として働く細胞が「白血球」です。

 

白血球は、外から侵入してくる病原菌や異物、および自分の体内で発生した異物(ガン細胞・自己細胞の死骸・悪玉コレステロールなど)を取り除き体内をキレイにしてくれます。また、白血球は骨髄でつくられ、体内をパトロールしやすいように全身に張り巡らされたリンパ組織のネットワーク(道路網)を通じて血管に入り込み、健康を守ってくれています。

 

体内の異物の量が免疫の力を上回ってしまうと、不健康へと向かってしまうのです。

 

免疫力は、寿命の2分の1くらいで最高となり、それ以上からは年齢とともに低下していってしまうと言われています。また、免疫力は環境や食生活の他にも様々な要因の影響を受けて低下していってしまいます。

 

私たちが健康である状態を「恒常性が正常に維持されている」と言い、それは免疫系・神経系・内分泌系の体内歯車が正常に噛み合っている事を意味します。恒常性の体内歯車を正常に動かすのは免疫系の歯車であり、その原動力は白血球で栄養成分はBRMです。


白血球の力が弱まると、免疫系の歯車の力にマイナスの影響が加わり、恒常性維持力は低下してしまうのです。


 

■EF-2001のBRM成分は加熱しても変わらない

BRM成分は日常の調理(煮る・焼く・炒める・揚げる)でほとんど壊れず、BRM効果も変わりません。
乳酸菌EF-2001に含まれるBRM成分も同様で、生菌でも、加熱処理したものでもその効果は変わりません。
むしろ加熱処理することにより、免疫力を高める力が増し、効率的にBRM成分を摂ることができます。
また、乳酸菌の場合、生菌は常温保存には適していませんが、加熱して乾燥菌体にすることによって保存性・安全性がより大きく高まります。


 

■優れた技術での加熱安定化で生まれる特性

EF-2001を加熱し、白血球を活性化する能力をさらに高めるよう処理されております。


① 純菌体回収のため少量で多くの菌数を摂取できる。
② 生きた菌ではないので耐熱特性が強い。 
③ 新たに乳酸が生成されないので品質が安定している。
④ 酸味がまったく無いので飲みやすくまた、他の味にも影響を与えない。  

■乳酸菌 EF-2001 加熱処理菌体の免疫系統に与える効果について

 

岩佐 広行 日本ベルム株式会社 常務取締役

 

乳酸菌は食品や腸内など、栄養素に富んだ所に好んで棲息し、私たちの食生活や生活環境と密接な関係を保ちながら共存している。

 

乳酸菌の活用は多岐に渡り、発酵飲料及び発酵食品として古くから人の食生活に利用されてきた。

 

その理由として乳酸菌には、整腸作用や腸内細菌叢の正常化など消化機能に対する改善効果があることが以前から知られており、さらに近年の研究で優れた免疫増強効果を持っていることも明らかにされてきたからである。

 

また、最近の研究では

 

①乳酸菌の効果を人が実感するためには、多量の乳酸菌を摂取しなければならない

②乳酸菌は生きていなくてもその効果は期待できる

 

ということが明らかになってきた。

 

しかしながら、多量の乳酸菌を摂るために、乳酸菌を生菌状態で摂取することは物理的に不可能であるだけでなく、ある意味で危険な要素も含んでおり、死菌状態にして安全かつ大量に摂取する方法が模索されてきた。

 

<EF-2001 加熱処理菌体の特徴>

 

弊社では免疫賦活作用において他の菌種より優れた効果のある乳酸菌 EF-2001(Enterococcus Faecalis 2001 株)を培養、加熱処理し、乳酸菌の有用性を実感できる量として提供できる技術を研究開発してきた。

 

その特徴は

 

①生菌換算で7兆5000 億個以上の菌体を 1gに含有できる

②生菌と違い常温でも安定している

③乳酸を発生させない

 

といったことが挙げられる。

 

<乳酸菌EF-2001 の生理作用>

 

乳酸菌EF-2001 は以下に示すような生理作用、生体に対する作用が示されている

 

<整腸作用>

 

EF-2001 を 334mg含有した製剤を、1 日に 3 回、15 日間、男女 30 人に食べさせた結果、28 人が 便秘の改善を実感する結果が得られた。

<抗腫瘍作用>

 

乳酸菌 EF-2001 を水抽出操作して得られる上澄液 EFS と沈殿物 EFI について、Sarcoma-180 固形癌に対する腫瘍内投与による抗腫瘍作用について調べた。その結果、EFS 投与群は移植後 6 日目以降よ り、それぞれ共に有意な腫瘍増殖抑制を推移した。

臨床成績においては、温熱療法治療中のがん患者にEF-2001 を 1g×4 回/日、4 週間摂取させた時、治療の中断率の低下や白血球の減少抑制、X線画像診断結果において、食道がん、肺がんなど様々ながん病巣の縮小がみられた。

また、放射線治療中の患者では食欲不振や排尿の困難度等、治療に伴うQOLの低下の軽減もみられた。

<抗糖尿作用>

 

単回投与(投与 2 時間後、4 時間後および 7 時間後)及び連続投与(1 週間後、2 週間後および 3 週間後)における糖尿マウスに対するグルコース濃度の影響について、EF-2001 群ではコントロール に対し、有意な血糖値低下作用がみられた。

また、EF-2001 は正常なマウスの血糖値は下げずに異常なマウスの血糖値だけを低下させる作用があることが分かった。つまり、正常な血糖値まで強制的に下げてしまうのではなく、異常な血糖値だけを低下させるので副作用のない安全な抗糖尿食品としての期待ができる。

<アレルギー抑制作用>

 

EF-2001 投与開始から 3 週間後のマウス血清を採取し,ELISA 法により血清中の総 IgE, IgG およ び IgM の測定を行った。その結果 Control 群に比べ、投与群のほうが血清中の総 IgE の濃度は低下した。

<潰瘍性大腸炎に対する作用>

DDSを投与した潰瘍性大腸炎様のモデルマウスに対し、DDS投与の2週間前からEF-2001 を投与した対照群では、下痢の抑制、大腸委縮の改善、大腸粘膜組織の「びらん」や出血の消失などが認められた。サイトカインを測定したところ炎症時に増加したIL-2、IL-8、TNF-α及びIL-17 の産生値が正常レベルまで抑制された。

■マウスにおけるEF-2001のMeth-A fibrosarcomに対する抗腫瘍作用

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結果

腫瘍は移植後13日目ごろから対照群に比較して、EF-2001投与群で抑制傾向がみられ、15日目から腫瘍のサイズは明らかに小さかった。

■マウスにおけるEF-2001のSarcoma-180に対する抗腫瘍作用

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結果

対照群に比べてEF-2001投与群では腫瘍の大きさ(m㎡)は投与2回目(腫瘍移植後4日目)から測定期間を通して明らかに縮小しており、腫瘍の著しい増殖抑制効果が見られた。

■マウスにおけるEF-2001の抹消血中のリンパ球対多形核白血球増加(L/P活性)作用

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結果

対照群では緩やかな増加を示したのに対し、EF-2001投与群では急激な増加を示して、対照群と比較して、いずれの時点でのL/Pは有意(P<0.5)に高く、特に14日目における有意差は顕著であった。

■抵抗力減弱状態でのEF-2001摂取マウスの免疫増強効果

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マウスにEF-2001を10%含むエサを2週間投与。その後、免疫抑制物質サイクロフォスファミド(CY)を投与し、抵抗力減弱状態にした後、尾静脈から大腸菌を注入し、経時的に肝臓の大腸菌数を計測した。 ※P < 0.05 P < 0.01

 

結果

EF-2001を摂取したマウス群は、コントロール群に比べ、肝臓の大腸菌数を明らかに低下させ、非特異的免疫増強効果を示した。

■Ⅱ型糖尿病に対するEF-2001乳酸菌の効果

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EF-2001を250mg/kg、KK-Ayマウス(Ⅱ型糖尿病マウス)とddyマウス(正常マウス)に単回及び連続投与し、グルコース濃度を測定。

 

結果

KK-Ayマウス(Ⅱ型糖尿病マウス)の単回投与及び連続投与群に血糖低下作用がみられた。


なお、正常マウス群には血糖低下作用がみられなかった。

■各種乳酸菌とEF-2001によるマクロファージからのTNF-α誘導性能比較

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結果

マウス口腔内より採取したマクロファージを使用し、各種乳酸菌のTNF-α誘導能力を比較した結果、EF-2001が最も高い数字を示した。

■人におけるEF-2001の腸内フローラの改善効果

人におけるEF-2001摂取による

腸内フローラの変化

人におけるEF-2001摂取による

腸内フローラの占有率の変化

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